
前回、ガソリンスタンドやブティック、学校の体育館など、私たちの身近な場所で利用でき、様々なメリットを得ることができるLEDと学びました。今回は、レッド博士に従来の白熱電球などとの違いについて、単に電球自体の費用だけではなく、それに伴う初期の導入作業や日常の交換作業などを含めたトータルコストの観点から比較して頂きました。

「第2回LEDとは?(前編)」でご紹介したように、LED電球の消費電力は白熱電球と比べて約10分の1、蛍光灯の約3分の2ですから、それだけも十分に節電できるということになります。
一般的なオフィスの消費電力のうち、照明が占める割合は約40%。すべての照明が蛍光灯と仮定して計算するなら、LED電球を導入することで総消費電力を約10~15%削減できる、ということになります。
これを経済的な観点から見ると、電気代が10分の1、2分の1程度に軽減され、さらに電球の寿命も約10年と長いため、大幅な節約に繋がります。

LEDを照明として導入する場合、施工費が従来の照明器具よりも若干高いことは事実です。
しかしながら、蛍光灯からの置き換えした場合でも電気代が3分の2程度に削減ができ、白熱灯からの置き換えなら約10分の1にコストダウンできることを考えると、早く導入すればするほど施工費の償却も早く終わると言えます。
これはクルマをエコなものに変えるかどうか、という議論に似ているかもしれません。
クルマの買い換え時は経済的な負担も増えますが、購入すればその分、燃料費が安くなって乗れば乗るほどお得ですし、大きな倹約にも繋がります。
クルマが安くなるまで買い換えを待つというのも一つの判断ですが、その期間、現在の燃料費を払い続けることになります。
「走行距離」などを含め、それが自分自身の「ライフスタイル」にとって本当にトクなのかどうか、慎重に考慮すべきでしょう。

LED電球の導入にかかったコストの回収目安は、電気の契約料金、使用時間により大きく異なりますので一概には言えません。コストシミュレーションをしてみれば、回収期間が明らかになってきます。
その期間を過ぎれば、後は電気代が安くなるというメリットを100%享受することができます。
ただし、初期投資を少なく抑えようとして、あまり安いLED電球を購入することはお勧めしません。
メーカーによって価格は様々ですが、あまり安価なものを購入すると電球の寿命が短く、結果的に損という可能性があるからです。
LED電球は通常、長期間使用するものですから、多少高くても信頼できるメーカーの商品を選ぶ方が長い目で見ればお得です。
インタビュー日:2011年7月11日
プロフィール

LED博士(レッド はかせ)
株式会社大塚商会 上久保 崇司 氏
メーカーの開発部にてエクステリア照明・LED照明などの商品開発を担当、営業企画部にてマーケティング、販売促進などを担当。
その後、株式会社大塚商会にて、企業、公共施設、商業施設などのLEDライティング計画の推進を手がけている。
また、一般社団法人LED光源普及開発機構に理事として参画、運営を通じLED光源の普及啓蒙活動を推進する他、グリーン購入法特定調達品目検討会LED機器分科会にも参加。
地域おこしや、文化的意義のあるイベント「長谷川章 D-Kデジタル掛け軸」など光のプロジェクトにも参画。
大塚商会が会員である特定非営利活動法人LED照明推進協議会(JLEDS)標準化委員会にも参加している。
社団法人照明学会会員、LEDライティングアドバイザー、照明デザイナー

LEDレポーター
島津 美貴
北海道の出身である島津さんは、スキー・スケート・スノーボードといった冬のスポーツが得意。学生時代は、理系を専攻していたもこともあり、LEDなどを使った電子基板の実験もしていたことがあった。
社会人になってからは、IT業界で様々な経験を積み、そのときにネットワークやLinuxなどの技術を習得。その後、放送業界へ転進し、イベントやTVなどの司会やレポーターとして現在、活躍中。
日常の生活では、趣味の料理にも拘りがあり、家庭菜園で収穫した素材を使った料理もしている。
- 【現在のレギュラー出演:2011年8月現在】
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- 「川口市広報番組ふれあい川口」リポーター
(JCN埼玉、JCN関東・川口市WEBサイト) - 「HAPPY FOOD HAPPY LIFE~はっぴる~」リポーター
(JCN船橋習志野)
- 「川口市広報番組ふれあい川口」リポーター






